黒まる王子が解説

黒酢は酸性食品orアルカリ性食品?

食品は酸性食品とアルカリ性食品とに分類され、それを目安にバランスをとる食事法があります。
酸性食品、アルカリ性食品とは一体なにによって分けられるのか。
その食品の内どちらが私たちの身体に合っているのか、黒酢は私たちの身体にいい影響を与える食品なのかを見てみましょう。

【目次】

酸性食品とアルカリ性食品とは?

食品は大きく酸性食品とアルカリ性食品に分類されます。

食品を酸性かアルカリ性かに分けるにはミネラル(無機質)と呼ばれる栄養素の割合で決められます。

酸性を示すミネラル(無機質):リン・塩素・硫黄
アルカリ性を示すミネラル(無機質):カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム

このミネラルの配合量により酸性食品、アルカリ性食品のどちらかに分類されます。

酸性食品

魚類、肉類、卵、乳製品、穀類、砂糖など

酸性食品は体内に酸毒を残します。
酸毒とはリン、塩素、硫黄などの毒素系の無機質を指します。
これらの栄養素は動物性たんぱく質を含む食材に多く含まれ、肉、魚、乳製品に含まれます。

通常、リンはカルシウムと結合し、骨や歯の形成の役割があり、塩素は消化を促進してくれる作用があり、硫黄は皮膚組織の構成に関わっています。

しかし、私たち人間は酸性食品ばかり摂取してしまうと効果とは反対に骨が弱くなってしまったり(骨粗鬆症リスク)、尿酸値が高くなり痛風発症の恐れが出てきます。

アルカリ性食品

野菜(緑黄色、淡色)果物、きのこ、海草、大豆など

カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムといった栄養素が多く含まれ、 、肌のつや、髪のコシ、血管を丈夫にする役割に大きくに関わっています。

アルカリ性食品の酸は「クエン酸、ナトリウム」を主に指し、体内に吸収されると乳酸(疲労物質)の除去やカリウムと共に細胞内外の浸透圧を正常に保つ働きをしてくれます。

【酸性食品とアルカリ性食品一覧】

  アルカリ性食品 酸性食品
穀物 そば、あわ、きび パスタ、小麦、白米
野菜 トマト、キュウリ、
たまねぎ、人参、にんにく
じゃがいも
豆類 大豆、いんげん豆 落花生
果物 バナナ、レモン、ぶどう
柿、すいか、みかん
いちご、ブルーベリー
ナッツ類 アーモンド ピスタチオ、くるみ
甘味料 黒砂糖 上白糖、人工甘味料
オイル オリーブオイル、ごま油 キャノーラ油、マーガリン
調味料 ケチャップ、マヨネーズ
醤油
飲料 緑茶 珈琲、ビール、ワイン

食品の酸性、アルカリ性とpHとは違うものなの?

「○○性食品」ときくと小学生のころ理科で教わったペーハー値(pH)が関わっているのではないかと考えられますが、酸性食品とアルカリ性食品の判定は、食品自体のペーハー値(pH)ではなく、食品が体内で代謝されたあとどちらになるかが基準となっています。

正しい判定の仕方は食品を燃やしたときに出る灰を水に溶かし、その溶液が酸性なのかアルカリ性なのかを判定しています。

「酸性=すっぱい」のイメージがありますが、すっぱいと感じるレモンは体内で代謝された後は酸性ではなくアルカリ性を示す為「アルカリ性食品」に分類されます。

レモン以外にも同じく酸っぱいと感じる「梅干し」も同様に酸性ではなく、アルカリ性食品に分類されます。

梅干しはアルカリ性食品として非常に優秀で酸性の強い肉類(100g)と一緒に5g程度の梅干しを食べることで身体が中和されます。

酸性、アルカリ性食品を食べることで体はどちらかに傾くのか?

基本的に正常な状態での人間の細胞内は中性であり、血液は弱アルカリ性(pH7~7.5)を示しています。

身体をめぐる血液はアルカリ性食品ばかり摂取しているからアルカリ性に、酸性食品ばかり食べているから酸性になるということはありません。

アルカリ性食品や酸性食品のどちらかに偏った食事をしていても腎臓や肺の働きによって酸性物質を排尿や便、呼吸という形で体の外に出し、血液は弱アルカリ性に戻ろうとします。

酸性orアルカリ性食品どちらか偏った食生活をしていると・・・

酸性、アルカリ性食品の偏った食生活は私たちの体に何らかの影響を与えないのでしょうか?

上で述べたように、アルカリ性、酸性食品どちらかに偏った食生活をしていても、結局血液は正常の弱アルカリ性へとなるならば、食事を特に考えなくてもいいのではないかと勘違いしてしまいますが、酸を体外へ排出するときには内臓(腎臓)に負担がかかります。

酸性、アルカリ性食品により血液の傾きはないものの、消化する際に内臓の働きは酸性よりの場合は腎臓に負担をかけ尿酸値を高めることがあり、アルカリ性よりの場合は偏り過ぎると至適環境が乱れてしまい細胞が十分な機能を果たさなくなる場合があります。

また尿酸値が高くなる原因と言われている「プリン体」は酸性食品に多く含まれます。
プリン体は肝臓で分解され、尿酸を作り出します。
酸性食品の偏った食べ過ぎにより尿酸値が高くなることで、尿酸の排泄が難しくなり「痛風」が発症します。

そしてアルカリ性食品ばかり摂取していると「アルカリ症」になりかねません。
アルカリ症とはアルカローシスと称され、酸と塩基との平衡が乱れ、アルカリ側に傾いている状態を言います。

酸性食品、アルカリ性食品のどちらかに偏った食事ではなく、バランスよく摂取していくことが私たち人間にとっては大切といえます。

黒酢は酸性食品orアルカリ性食品どっち?

黒酢もレモンや梅干し同様に酸っぱい食べ物だから酸性食品と思われがちですが、アルカリ性を示すミネラルを多く含むため、アルカリ性食品に分類されます。

つまり、体内に吸収される際にカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムの数値が高いことを示しています。

また黒酢がアルカリ性食品であること以外にも黒酢を摂取することで体の酸性の傾きを少し中和させる働きを持っています。

体が疲労状態である(乳酸が溜まった状態)時は身体のペーハー値(pH)は酸性に傾いていますが、黒酢に含まれるクエン酸は、体内に入ると乳酸の発生を抑え、エネルギーに変換し、疲労をとるために様々な働きをしてくれます。
黒酢は疲労回復効果を持つアルカリ性食品といえます。

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